河野洋平氏の父河野一郎さん逸話(続)(6月12日)
70年前(1965年)の記憶を少し脚色して、日ソ漁業条約締結と河野一郎さんのことを短く書きます。
河野一郎がクレムリンに入ってグルガーニン首相に会うと、何しに来たかという面持ちだった。河野さんは条約案を説明した。そして、言った。ソ連は戦争に勝って日本から北方の3島を取った。今度は敗戦国日本の要求を聞いてくれ!もし聞かなければ、ソ連は世界大国とは言えない。河野さんの毅然とした話を聞いて首相は黙った。
しばらくして電話をとり、「日本の提案を聞いて条約をまとめよ」と担当のイシコフ漁業相に伝えた。
帰国後、条約を批准する国会が開かれ、野党議員(日本社会党?)が質問に立った。
「農林大臣はなぜ単独でソ連の首相に会ったのか。秘密外交ではないか。何か密約を結んだのか」と追及した。
河野大臣は答弁した。“あなたも男なら「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という格言を知っているはずだ”それを聞いて質問者は「質問を終わります」と言って席に戻った。在りし日の逸話である。
(フェイスブックより転載)
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