喜びの舞「カチャーシー」(8月28日)
甲子園。9回裏、沖尚の守り、一死、走者一塁、日大三の打者が強打し、二・遊間を抜けると思った瞬間、ショートの真喜志が飛びつき、二塁手の比嘉にトス、比嘉が一塁の新垣に渾身の送球、一塁塁審の右手が上がった。ダブルプレー達成。沖尚優勝。
1塁スタンドが歓喜に沸く。県内では本島、離島でも、家々、町ぐわー、公民館でも勝った瞬間をテレビで見て、おじ、おば、若者たちが立ち上がってカチャーシーを踊った。ハワイの県人会もカチャーシーを舞って優勝を喜んだ。
私は上手ではないが、幼い時から大人たちが三線の唐船ドーイ、多幸山、アッチャメー小(ぐわー)の曲に乗って踊るのを見て、見よう見まねで踊る。
カチャーシーに型はない。立って両手を上げ、右左に振って、足でリズムをとる。沖縄土着の喜びの舞である。沖縄を離れても嬉しい時はきっとカチャーシーを踊り出すでしょう。カチャーシーは県民の心の絆だ。
かちゃーしを踊りましょう。
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