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アメリカーロシア首脳会談私見

米・ロシア首脳会談私見(8月18日)

 トランプ大統領とプーチン大統領が16日、アラスカで会談した。ウクライナは今もロシアの空爆にさらされ、ロシアの戦車隊がウクライナ領土を攻めている。世界中の人々がロシアの侵略を止めさせたいと思っている。トランプ大統領はその仲介役を担って会談に臨んだ。

 だが、トランプ大統領はプーチン大統領に向かって「侵略を止めてくれ」とは一言も言わなかった。逆に、プーチン大統領から「停戦ではなくロシアの侵略の起源や原因について話し合うのが先だ」と先手を打たれた。侵略停止ではなく戦争を長引かせる意図だ。

 トランプ大統領は反論しなかった。「そうかなー」とプーチン大統領になびきそうな雰囲気さえ感じられる。トランプ大統領らしくガンとした態度を見せてほしかった。

 

 今日、ワシントンで、トランプ大統領がゼネレスキー大統領、ヨーロッパの首脳と会談する。どんな話し合いになるか、注目している。